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〈4月販売案内〉
シャトー・レスティニャック
 Chateau Lestignac

ラヴニール メールマガジン:2022/4/8-No.374
ラヴニールの最新情報をお届けします

 
4月販売案内のトリを飾る生産者は、「レスティニャック」!
まさにラヴニールの横綱!!!
皆様、ご注目ですよ~

レスティニャックがいま全力で取り組んでいる「森林農法」によるワイン、どうぞお見逃しなく!



 
地球温暖化の問題

マチアスとカミーユが始めたのは、「森林農法」と云われるものです。その要諦は次の通りです。地球が温暖化し、今までと同じやり方でぶどう栽培をしていては高品質なワインが造れなくなってきています。現在の問題の代表的な例として、春の遅霜が挙げられます。昨年の4月もフランス全土で壊滅的な被害が起こりました。毎年のように温暖化の影響でぶどうの芽が早く出て来てしまうため、寒波が来ると芽が寒さで焼けてしまい、実るぶどうが激減してしまうという問題です。また、温暖化で気温が高くなり、収穫時期には糖度はドンドン上がるが、酸もそれに反比例しドンドン落ちてしまう。酸が落ちる前に収穫してしまうとポリフェノール(タンニン成分)が充分成熟していないので、青っぽくタンニンが荒いワインになってしまうという問題です。

 
「森林農法の目指すもの」とは
 
マチアス&カミーユはこのような温暖化の問題に対応するという事に加え、レスティニャックの地理的特徴、テロワールの個性をより高め、更に高品質なワインを将来に渡り生み出していくために従来のぶどう栽培を見直し、「森林農法」を開発致しました。
2014年から、地道な下記の事を実践しております。

●栽培面積の縮小
●2020年は10haまで縮小
●目標は3.8haまで縮小し、1万本/haと高いぶどう密植度にする
●従来の常識に捕らわれない自由な発想による栽培と醸造
●ワイン造りの速度をゆっくりにする
●農業方法の変更(詳しく後述)により販売価格が上昇
●森林農法の実践により生物多様性を高める


何の目的の為これらの事を行っているかと云うと、
①温暖化対応
②生物多様性を高める
③ペリゴール地方の失われつつあるよい伝統の再生です。

前置きが長くなりましたが、それを実現する「森林農法」とは一体どんなモノのなのかについて、お伝えしたいと思います。



 
「森林農法とは何?」

一言で云うと、農業と森林の融合です。

【株づくりと密植】
彼らが植樹した「森林農法」のぶどう畑には、パリッサージュ(針金を張り蔓を這わせぶどうの樹を管理する方法)をしておりません。1本1本の若木には添え木を添わせております。そして、そのぶどうの樹と樹の間に、昨年100本ものリンゴと洋梨の樹を植えました。ぶどう1万本/haという高密植の中に果樹100本という多さに注目してください。石灰土壌には洋梨とプラムを、粘土土壌にはリンゴの木を植えます。毎年、それぞれの畑に100本植えることにしております。

【果樹との共生】
森林農法を行っている畑の土壌は、蛎殻の含まれる泥炭で、中新記世に形成されたペリゴール地方で最も偉大な土壌です。これは白い粘土質なので、耕作するのが非常に困難な土壌でもあります。純粋なミネラルが多く含まれますが、硬く締まった土壌でもあります。この土地に1ha当たり1万本のぶどう樹と、300本の果樹が共に成長することにより、日陰が出来ると同時にお互いの根が絡み合い菌根が発達し、お互いの根がバクテリアを介して助け合うという森林と同じような環境が生まれるのです。
新キュヴェ「ゴルゴ」のぶどうは2014年に植えられ、ようやく2018年ヴィンテージで初めてのワインが生まれましたが、高密植の為とても競合が激しいので、それでもまだ1本の樹にたった1房しか実りません。

【株づくりによるパーゴラ仕立て】
これがぶどうにどの様な影響を与えるかと云うと、光合成の減少です!(何と、従来のぶどう栽培と逆の事をしております)パリッサージュをしない株づくりですので、葉っぱの茂る面積が減ります。また、ぶどうの枝の先端を切らず、上に伸びた枝を隣の樹の枝と結びつけることにより樹がアーチ状になり、ぶどう畑に日陰をつくり出します。そうして更に光合成が減ることによりぶどう果実の糖度が下がり、ポリフェノールもじっくり熟させることができます。こうしてワインのアルコール度も下がり、よりフレッシュ感があると同時に旨味も充実したワインが生まれます。

【実を地面近くに】
また、マチアスはぶどうの房が地面の近くに実る様に仕立てます。地面は昼夜の寒暖の差により呼吸しております。粘土が多いレスティニャックの土壌では地面の温度が低いので、地面近くでぶどうの実がゆっくり熟していく事によって、タンニン成分がじっくり成熟しより細かく繊細なタンニンとなり、果汁も酸をしっかり持ったフレッシュ感あるワインなります。

【低収量】
耕作は馬ですべての畑を行います。
1万本/haの密植ではトラクターが入れませんが、粘土の多い土を踏み固めない為と、自然と調和した栽培を行うためです。馬の鳴き声と共に畑仕事を行うと、ぶどう樹の異変に容易に気が付くことが出来ますし、それぞれの区画の特徴もよく分かります。
一番初めに自然と付く芽が、最も高品質でポリフェノールも豊かな凝縮したぶどうとなります。そのようなぶどうが1本の樹に5-7房実ることを目指しており、収量は25-30hl/haとなるでしょう。

【ペリゴール地方の絶滅危惧品種】
またマチアスは、ペリゴール地方の伝統である今や殆ど忘れさられてしまった絶滅危惧品種を掘り起こし、植樹しました。その品種とは、Carmenere, Perigord, Milgranet, Portugais Bleu, Plousard、、など。
この度これら品種を使ったワイン「ゴルゴトゥ」は、森林農法にビオディナミを適用した方法で栽培され、他にない特徴を備えた異色なワインとしてご紹介致します。

【ニワトリの仕事】
また、収穫が終わる9月から翌春3月までの間には、ニワトリを畑に放します。現在60羽飼っていますが、ニワトリが雑草を食べ糞をすることにより、自然な肥料となります。特に前年の枯葉はうどん粉病が付いていることが多いので、新しい年のうどん粉病を未然に防いでくれることにも繋がります。




レスティニャクの「森林農法」は、まだ始まったばかりです。今回のご案内はその第一歩となりますが、これから年々進化をし、更なる進歩・発展を見せてくれることでしょう。

2014年、レスティニャックを日本のマーケットに初めてご紹介したときのキャッチコピーは、「ネオヴィニュロン」(新世代の栽培家)でした。
ネオヴィニュロン、マチアス&カミーユの更なる進化に、どうぞご期待ください!

 
森林農法ぶどう植え付け前
偉大なペリゴール土壌「蛎殻の多い白泥炭土」
粘土が多く耕作がとても困難
植樹するカミーユ
植樹するカミーユ②
植樹後
Mariages de Vignes
「パーゴラ仕立て」
Pergola「パーゴラ仕立て」のアーケード

ブランⅩⅦ 2017

南西地方 
(白・辛口) 
参考上代4,900円(税別)
品種:セミヨン90%、ソーヴィニヨン・ブラン10%
【シャトーもの】
'17は天候被害で90%を喪失してしまった為、ドメーヌのセミヨンとソーヴィニヨンを全て使用。収量僅か3hl/haと超希少となった。青と茶色の泥炭土土壌。除梗した全てのぶどうを10日間冷却した状態でマセラシオンした後ゆっくり圧搾し、木製樽で1年間アルコール発酵が続いた。トータルで樽熟期間18か月でその後コンクリートタンクで更に6か月熟成、SO2は一切添加せず'19年8月に瓶詰め。

色付きよいイエロー。白い花や黄色い花、熟した洋ナシ、マルメロや熟したカリンなど若干苦みを感じる熟した黄色果実風味、紅茶のキャンディや僅かにひねた様な香り、バナナフランベのトロピカルでキャラメルっほい香りなど、実に様々な香りが次から次へと感じられる。口に含むと豊かな黄色果実に次いでしっかりとした酸を感じる。複雑な香りが広がり、余韻となって永く続く。

ヴァ・トゥ・フェール・ボアール 2020

南西地方 
(赤・辛口) 
参考上代3,500円(税別)
品種:メルロ100%
【HLMネゴスもの】
酷暑の年で、凝縮した果実味と永い余韻のあるワインが出来た。レスティニャックから西に5km程のビオ買いぶどう。根が地中深く張り土壌の微生物が豊かな畑。全房にて3日間と軽い醸し発酵後、セメントタンクで6ヶ月熟成。清澄もフィルターも掛けず僅かに亜硫酸加え瓶詰め。分析上は亜硫酸検出限界値以下。

淡いルビー色。自然な口当たりで、優しい赤果実風味が口中に満ち、フレッシュな酸がとてもよい飲み心地を与えてくれる。

ヴィンテージ変更に伴い、ラベルもPOPに、味わいもPOPになりましたー

ド・ローブ・ア・ローブ 2018

南西地方 
(赤白・辛口) 
参考上代  3,900円(税別)
品種:メルロ50%、ソーヴィニヨン・ブラン50%
【HLMネゴスもの】
ビオディナミで栽培したソーシニャック産ソーヴィニヨンと、有機栽培している隣人のメルロを、圧搾後11月にブレンドしセメントタンクにて熟成。薫り高くフローラルでデリケート!食事と共に楽しく飲めるワイン。今すぐ飲んでも美味しいし、熟成させれば土壌の石灰由来の深い味わいが表れる。キュベ名は「夜明けから夜明けまで」という1日だけの短く儚い事を意味し、マセラシオンが短く朝焼けの様に美しいこのワインの色を表現すると共に、マチアス&カミーユが大好きなアラン・バシュングという有名なフランス人歌手の人生を描いた本のタイトルで、アランへのオマージュを捧げている。

淡いルビーの色調。イチゴやキイチゴ、パッションフルーツなどチャーミングな熟した果実味豊か。半分白ワインなので軽やかでフレッシュな口当たりで、スーッと飲めてしまう美味しさでありががら、ジュクジュクした旨味ある味わい。
 

レ・ザンファン・キ・セーム・サンブラッス・ドゥブ 2018

南西地方 
(白赤・辛口) 
参考上代4,300円(税別)
品種:メルロ、セミヨン
【HLMネゴスもの】
2017年レスティニャックから10km程のソーシニャックにやって来た日本人ヤスコとフランス人ギヨームのカップル、彼らがビオディナミで栽培を始めたぶどうをマチアスが中心となり3人6つの手でコラボしたワイン!樹齢の古いセミヨンと、石灰土壌北向きで育ったメルロを一緒に10日間全房で醸しました。

レンガ掛かったガーネットの色調。柿、熟したイチジク、やや青いハーブっぽい香りに黒砂糖や養命酒のような熟成を感じさせるとても不思議な風味。とても甘さを感じるのに残糖はない。
味わいの特徴は、まるで70年代の昔の熟したボルドーを再現したような、印象的なワイン。

フリッシュ 2020

南西地方 
(薄赤・辛口) 
参考上代  4,900円(税別)
品種:(混植)ソーヴィニヨン、セミヨン、ミュスカデル、マルベック、ペリゴール、ユニ・ブラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ
【シャトーもの】
'20年、耕作放棄(フリッシュと呼ばれる)されていた畑を手に入れた。当初はあまり関心なかったが、白と黒10種程の品種が混植されたこの畑には他にない個性があることに気付き入手!北向き斜面、粘土石灰と泥炭土に植わる樹齢50-95年の樹。すべて一緒に収穫し、全房で10日間混醸後、7か月セメントタンク熟成。清澄もフィルターにも掛けず、僅かにSO2添加し瓶詰め(総亜硫酸29mg/L)。

とても淡いガーネット色、バラやハイビスカスの香、熟したザクロやグロゼイユの優しい果実風味、ほんのりナッツの香り。口中でバラのドライフラワーやフォル・ノワールのリキュール、オードヴィなど様々な風味が広がる。フレッシュでありながら熟成感を感じる不思議な味わい。

 

タンペット 2017

南西地方 
(赤・辛口) 
参考上代  4,500円(税別)
品種:メルロ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%
【シャトーもの】
粘土質石灰土壌のぶどうを2週間タンクにて醸し。明るいルビー色。チェリーなど赤果実の香り。赤果実・酸・ビロードの様なタンニンが混然一体となった優しくエレガントな味わい。ラベルの波は、被害の多かったヴィンテージと子供が生まれて多忙だった年を乗り越えた事を表す。

 

ランセストラル 2016

南西地方 
(赤・辛口) 
参考上代  5,800円(税別)
品種:カベルネ・フラン100%
【シャトーもの】
CFがとてもよく熟した年にしか造れない特別キュヴェ。前ヴィンテージは2011の為、5年振りに造れた!北/南向き青色茶色泥炭土に植わる樹齢30年のぶどうを、収量僅か25hl/haにて栽培。除梗した粒のぶどうをセメントタンクにて15日間醸し、次いで225Lバリックにて24か月発酵と熟成を細かい澱と共に行う。熟成中に1mg/Lと僅かに亜硫酸を加え、コラージュもフィルターもせず瓶詰め。

深みのあるルビー色。ミュールやカシスの詰まった果実風味、木の根や木の実、仄かにココナツの香りなど、複雑で深遠な香りが広がる。深みのある味わいで、キュッとした酸が味わいを引き締め、赤黒果実やヴァニラ、プラムのオードヴィなど様々な香りが余韻となって続く。
※10本のみ
 

ラシガス 2016

南西地方 
(赤・辛口) 
参考上代  6,900円(税別)
品種:メルロ100%
【シャトーもの】
北/南向き白色泥炭土と石灰土壌に植わる樹齢40年のぶどう、25hl/haの低収量。収穫時のぶどうはとても小さい。除梗し粒のぶどうを樽に入れ10日間醸し、次いで半分はアンフォラ、半分はバリックに入れ24か月細かい澱と共に熟成。熟成中に1mg/Lと僅かに亜硫酸を加え、コラーージュ、フィルターは行わず瓶詰め。

黒味掛かったルビー色。熟したグリオットチェリーやブラックベリーの果実味、甘草、ヴァニラ、コーヒー、蜜など様々な複雑な要素が混じり合う深遠な風味。口に含むとフレッシュ感あり、複雑な風味が次々と長く続く。

 

ラシガス 2015 マグナム

南西地方 
(赤・辛口) 
参考上代  11,800円(税別)1500ml
品種:メルロ100%
【シャトーもの】
赤のTOPキュヴェ。牡蠣殻混じりの青色泥炭度土壌。除梗後1-3年使用した開放式小樽(バリック)にて手で定期的に上下を返しながら1ヶ月発酵、12ヶ月熟成。その間1度だけ澱引きし、フィルターに掛けず瓶詰め。SO2完全無添加、収量18hl/ha。

黒味のある深い色合いのルビー。ダークチェリーなど赤黒果実にカカオの香り。樽とミネラルが混ざり合い、全てか混然一体となった深い味わいで、余韻も長い。ピュアな味わいが魅力。
※画像は750ml
 

ゴルゴ 2018

南西地方 
(赤・辛口) 
参考上代  11,900円(税別)
品種:シラー、メルロ、カベルネ・フラン、カルヌメール、ペリゴール、ミルグラネ、ポルチュゲ・ブルー、プールサール
【シャトーもの】
絶滅しつつある南西地方の品種などを、レスティニャックが編み出した新しい「森林農法」で栽培・醸造したワイン!全房で50日間アンフォラにて醸し後、12ヶ月間ドゥミミュイで熟成、次いで18ヶ月間アンフォラ熟成。熟成時、瓶詰め時に僅かのみ亜硫酸添加。

黒味の強い深いルビー色。キノコや樹脂、スワリング後カフェやブラックベリーなど黒果実、樹木、森の下草や腐葉土、セップ茸など深遠な香り。口に含むとブルーベリーやコケモモなど少々野性味のある赤黒果実が広がり、焦げた風味を感じとても複雑な風味が永く続く。5年寝かせると豹変する可能性を感じさせる。

キュヴェ名「ゴルゴ」とは、ゴルゴ13のゴルゴ。超絶スゴイことを表している。

 

 

ブラスト 2019

南西地方 
(白・甘口) 
参考上代  8,900円(税別)
品種:セミヨン100%
【シャトーもの】
樹齢73年。樹に実った状態で潜在アルコール度数30%まで過熟させコンフィ状になったぶどうを、36時間掛けゆーくり圧搾。細かい澱と共に木樽にて熟成。栗色に美しく輝く。

紅茶や栗、栗の蜂蜜、アンズのコンフィ、森の下草やキノコなど複雑な風味。口中を滑らかに流れ、蜜の様でありながら重さがなく、スルスル飲めるスムーズさ。程よい酸があるので、飲み飽きすることは一切ない。
黄色い果物を使ったデザートや、ウオッシュタイプのチーズに合いそう。

 

 
シャトー・レスティニャックについて
4月ラヴニール試飲会
<完全予約入替制>
必ず下記案内書をご覧の上、予約サイトから
ご希望時間枠を選択の上お申し込み下さい!
申し込み後のキャンセルも可(必ずご連絡下さい)
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レスティニャックをお試し頂けます
4/13(水)ラヴニール月例試飲会<東京>酒販店様対象 申込サイト
4/14(木)ラヴニール月例試飲会<東京>飲食店様対象 申込サイト
大阪でもラヴニールワインをお試し頂けます
↓↓↓↓↓
4/21(木) CPVルクレアシオン試飲会<大阪> 申込サイト
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